仕事行きたくない事ありませんか?
その気持ちの強弱はあるにせよ、誰もが抱える思いです。
今回はそんな「仕事行きたくねー」という気持ちに対する対策をまとめます。
・「仕事に行きたくない」と思うことが頻繁にある人
・仕事をする喜びが感じられない人
・仕事が終わる時間に近づくと元気になる人
仕事に行きたくない理由の分析
まず、必要なことが、「仕事に行きたくない理由を分析する」ことです。
仕事に行きたくない理由は「一時的なものなのか?」「継続的なものなのか?」「これからの未来も同じ状況になるのか?」を考えましょう。
とはいえ、いきなり分析したところで、「いや、わからんよ」って方も多いと思います。
なので、私がいくつか事例を挙げます。
シンプルに「体調が悪い」
「体調が悪くて仕事に行きたくない」という事があると思います。
これは、至って自然な事柄で、体調が悪い時は体力を体調の改善に回すので、他の行動を抑えようとします。
それが人間の構造です。
この理由は「一時的なもの」である可能性が高いです。
なかなか自力で改善できない体調の悪さ「ガンや白血病など」は、一時的なものでは無いと思いますが、「風邪っぽい」「インフルエンザ」なんて事はよくあります。
そういった場合は、「病院に行って療養すれば治る事がほとんど」です。
やらかしたから怒られる
いやーやらかしちゃって怒られる事が確実な時、仕事行きたく無いですよね。
誰でもそうだと思います。
これも「一時的なもの」です。
実際、出社して、叱られて、その後は普通です。
永遠に意味もなく叱ることを止めないのはただのパワハラですからね。
やらかした自分を受け入れて出社しましょう。
人間関係が合わない
これは環境によりますが、「少し長めの一時的なもの」です。
どうしても合わない場合は、なかなか関係修復しません。
しかし、異動などで合わない人と離れることもありますし、「ふとした瞬間に合わなかった人と自然に仕事が出来るようになった」なんて事もよくあります。
また、人間関係に関しては、「相手が悪い」と思っているといつまでも関係性は変わらないですが、「自分を変える」事によって一瞬にして関係性が変わる事も多いです。
一歩引いて客観的に関係性を見る事も大事です。
社風と合わない
これは非常に改善が難しいものですし、人によっては「継続的な悪影響」で「これからも変わらない可能性が高い」です。
社風(営業所や部署の風当たりなど小単位のこともあります)を変えたい場合は、自分が管理職まで上がって理想の場所に変える方法もあります。
実際、私が働いていた頃は、「合わない社風を笑顔で溢れて部下を大切に出来る社風に変えるために昇進を重ねて自分の理想の環境に変えた」という形をとりました。
ただ、全ての人にそれが出来るかというと難しいこともあると思うので、自ら身を置く場所の環境を変えるのが手取り早いです。
理由は無いけどなんとなくやだ。すごくやだ。
これが非常に恐ろしいです。
軽いうつ病の可能性もあります。
ストレスの積み重ねでホルモンの放出が阻害されると、誰でも簡単にうつ病などの心の病(実際にはホルモンバランスの調整不良)になる可能性があります。
こういった場合は、無理に職場に通い続けず、長期で休む環境を作りましょう(退職、転職など)。
漆黒のブラック企業
はい。今すぐ辞めましょう。
自分の心と想いを見極めよう
大事なのは自分の心と想いを見極める事です。
「行きたくないけどこの会社で上を目指したい」人へ
心では「行きたくないなぁ」と素直な気持ちで思っていて、想いでは、「この会社で昇進して豊かな人生を送りたい」と思っている場合は、「辞めろ」とは言いません。
よく、「行きたくないなら休みなさい」「行きたくないなら辞めなさい」と無責任な記事を書いているライターも多いですが、私はそんな事は言いません。
なんで、「本当は続けて、頑張って、上を目指したい」と強く思っている人に「無責任にも」休め、辞めろなんて言うのでしょうか?
それには理由があって、「転職による旨味が欲しいから」です。
実際に「辞めなさい」と書いている記事を見ると、「転職サービス大手」のコンテンツマーケティング記事だったり、「転職アフィリエイト記事」だったりします。
転職したら旨味のある人たちが「無責任にも辞めろ」というのです。
私は違います。
「仕事に行きたくないけどこの会社で上を目指したい」のであるならば、分析しましょう。
・行きたくない理由は解決できるのか?
・苦しみの先に幸せがあるのか?
・家族と健康を大事にできるのか?
行きたくないし会社にこだわりも無いけど、「転職するのが怖い」人へ
人生・時間は有限です。
本当は転職した方が良いのかな?と思っているけれど、転職への行動が起こさない人は、まずファーストアクションをとってみましょう。
「転職サイトを除いてみる」だけでも良いと思います。
人間、見えない未来に進むのは怖いですし、そもそも本能的に恒常性を求めるので、変化には恐怖を感じる生き物です。
しかし、「転職しようかな」と思っている間に10年消耗してみてください。
「その10年の幸せをロスさせたのは自分自身」ですよ。
むしろ、10年転職しなかったから、もはや年齢的に容易に転職できず、10年で済まない可能性も高くなります。
小さなアクションからでも起こしてみましょう。
「心が病んでいて仕事に集中できない」人へ
この状態で仕事を続ける事は「困難」です。
誰も悪くはありません。
ちょっと「環境」を変えれるように「休む」ことを選択肢として考えましょう。
病院で診断書をもらえば休職して傷病手当をもらえることもあるでしょう。
自分自身を1番愛して、休むことを考えましょう。
どうしても休めない場合は、辞めることも選択肢の一つだと思います。
私はパニック障害を発症し、恐怖に怯え、出社しても、人のいない空間で1人グルグル回って呼吸を落ち着かせる事がよくありました。
無理は良くないです。
僕の場合、たまたま上司の異動などがあり、ストレスから解放されて少し好転したラッキーな人でしたが、必ずしもそうとは限らないので、限界を迎える前に、体と心を休めましょう。
環境を変えることが前に向く第一歩
環境を変えることが前を向く第一歩です。
人間もっとも重要なものは環境です。
いや、動物もそうですね。
例えば「飼っている金魚の様子がおかしい(体調悪そう)な時に、『薬を飲ませる』という選択肢は取らずに、『機材や水質を変える』など環境を変えることが金魚の体調を良くする」というように、人間も環境によって良くも悪くもなります。
「仕事を辞めて新しいチャレンジをする」。これは大きく環境を変えます。
「仕事を辞めないで努力をする」場合は、辞めないながらも、仕事の取り組み方や対人関係の向き合い方を変えて環境を変えることにより、前に進める力を手に入れましょう。
どちらにせよ一番大事なのは、「自分自身の想い」と「身を置く環境」です。
これらに真剣に向き合って、輝く未来を手に入れましょう。