タバコ、酒、暴食などの身近な依存症を解決する面白い方法

  • 2019年7月4日
  • 2019年7月4日
  • 脳科学
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今回は、こちらの動画を参考にしています。

「A simple way to break a bad habit.」という動画です。

「悪い習慣を断ち切るシンプルな方法」というという動画です(英語訳あってるはず!)。

この動画は依存症を解決する方法を脳科学を基に解説されています。

何かの依存がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

「トリガー」→「行動」→「報酬」…「習慣」へ

基本的に習慣は「トリガー」→「行動」→「報酬」の繰り返しが「習慣」となります。

この流れを本能的な部分に当てはめた例で説明すると以下の通りになります。

【例】
「空腹(トリガー)」→「食事(行動)」→「満腹(報酬)」
ご理解いただけたでしょうか?

胃から発生する空腹のトリガーが食事をすることによって満腹感を得るという報酬を生み出すものになります。

そして、それが習慣になるわけです。

何も意識していなくても、空腹になったら、食事をすれば、満腹感を得られると脳が覚えている状態になります。

これは、普通の習慣ですね。

 

ですが、人間は悪い習慣も持ちます。

【悪い習慣の例】
食事をした際に、「満腹という良い気分(快の感情)」を得る。
→ストレスを感じる(トリガー)
→快の感情を得ようと食事をする(行動)
→満たされた気分になって快の感情を得る(報酬)

ストレスから発生するトリガーが、アクションを生み出し、誤った報酬を得ることが繰り返すことで「悪い習慣」が生まれてしまうのです。

 

知能域「前頭前野」

人間には知能域となる前頭前野が存在します。

これは、人間が人間である特殊な脳の作用で、知能の領域です。

知能の領域があると「タバコは体に悪い」「暴食は肥満に繋がって健康を害するリスクがある」と認知することができます。

しかし、前頭前野は依存に対して良い作用をしません。

なぜならば、前頭前野はストレスに弱く、ストレスによって制御できなくなるからです。

このように「この習慣は悪い習慣だ」と思っても「ストレスを受けたことによりその認知を制御できなくなる」ことで結果、「悪い習慣が断てなくなる」んです。

 

マインドフルネスで客観的に考える

悪い習慣は「欲求」というトリガーが「行動」を促すことで実行されます。

「たばこをやめようやめよう」と考えている人は多いにも関わらず、やめられない理由は、「後帯状皮質」が関係しています。

後帯状皮質は欲求にとらわれると活性化する性質があります。

どういうことかというと、「タバコやめよう」と意識すると「タバコを吸いたい」と強くとらわれてしまう(後帯状皮質活性化)為、結果タバコを吸ってしまうのです。

後帯状皮質の活性化を抑えるには、「欲求を制御しない」ことが大切です。

悪い習慣を断ち切る方法として「欲求を制御しない・しかし、注意深く観察を行う(タバコを吸うときの感情や食べるときの感情など)」という方法が動画のブリュワー博士の方法です。

これをマインドフルネスによる改善といっています。

注意深く観察し、欲求にとらわれない環境を作ることで、後帯状皮質の作用を抑えることができます。

結果、「暴食しても仕方が無い」「タバコを吸ってもいいことがない」と客観的に認識する習慣が身につくことで、欲求が少しずつ小さくなっていくことで、悪い習慣を断つことができます。

 

時間をかけて自分の「行動」に対する「結果」への「自覚」が深まる

この方法は魔法のように一瞬にして悪い習慣が改善するわけではありません。

時間をかけて改善していく形となります。

この方法は、欲求を抑えることはないので、気軽に出来るようですが、行動ひとつひとつを客観的に考えるのは難しいとは思います。

ですが、自分でコントロールできた結果はすばらしいことなので、ぜひチャレンジしてみてください。

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