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部下の頑張っている姿を褒めてはいけない理由

今回は部下の頑張っている姿、努力を褒めてはいけない理由をご紹介します。

ついやってしまいがちな間違った褒め方を行うことで、業績を落としてしまう管理職になってしまいますよ。

 

「頑張っている姿、努力」=「プロセス」

会社に所属している以上、業績を上げることが社員の務めになります。

労働の対価が給料ではなく、結果、業績、売上の対価が社員の給料になります。

結果が伴っていない努力や結果を出そうと頑張っている状態だが結果が伴わない人。

どうしてもそのような人を見ると「慰める意味合いでプロセスを褒めてしまう」人が多いです。

実はそのプロセスを褒めるという行動は、業績を落としてしまう可能性の高い行為なのです。

 

プロセスを褒めることが業績を落とす理由

なぜプロセスを褒めることが業績を落としてしまうのでしょうか?

会社は複数人で結果を取りに行くのが特徴です。

※少人数の会社や一人で経営している会社は当てはまらない場合があります。

社員は自分自身のモチベーションだけで仕事のクオリティが上下する訳ではなく、

環境、テンション様々な要因によって仕事のクオリティが上下してしまいます。

この自分自身以外からくる外的要因によっても業績は変化するものなんですが、プロセスを褒める文化のある職場環境はどのようになるでしょうか?

 

それは、

結果がなかなか取れない時に、はなから結果を取りに行くのを諦めて、無駄な努力を見える化しようとする社員が出てくる

のです。

 

その状態が長続きすると、

どうせ頑張っても結果は出ない

という心理に陥ってしまい、会社の業績はだだ下がりです。

 

プロセスを褒める行為は、部下が

「プロセスのクオリティを上げればいいんだ」

という心理に陥ってしまい、結果を出すまでの効率や生産性のダウンに繋がったり、結果を出すことを諦めてしまうという状態になってしまうのです。

 

業績を上げる管理職は「結果」を褒める

業績を上げる管理職は「結果」に対して褒めることを行います。

結果とは、プロセスの果てのもので、業務の産物です。

これは、結果が良いものだった、悪いものだったという「成果」の部分の手前の状態です。

なぜ結果を褒めることが業績を上げるのかというと、

成果は結果の後に付いてくるもので、予測が難しい為、より効率よく結果を生み出せることが良い成果の産出に繋がるからです。

結果を生み出す、生産性・効率が業績を上げる一番の近道です。

 

デザインをやっているとよくわかる事例なんですが、成果を生み出したく、様々なプロセスを盛り込んで、生み出した結果が必ずしもクライアントの満足度の高い作品になるとは限りません。

それよりも、A案、B案、C案と様々な結果をスピーディに出した方が、クライアントの満足度も高く業績を上げていきます。

 

部下の努力を褒めてはいけない理由がおわかりいただけたでしょうか?

褒めてあげたい、慰めてあげたいという気持ちをグッと堪えて結果を待てる管理職になりましょう。

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