今回のテーマは「幸せ」です。
人それぞれ幸せの感じ方は違いますし、幸福感を感じるきっかけや物事も違います。
そんな奥の深いテーマについてです。
個人の意見であり、この記事の内容が全てではありません。
幸せとは?
世界幸福度ランキングで指標となっている項目は、「所得」「社会的支援」「健康寿命」「人生の選択の自由度」「寛容さ」「腐敗の認識」でポイント付けられています。
「寛容さ」は、チャリティなどに寄付をした事があるか?で判断され、「腐敗の認識」とは、不満や悲しみ・怒りが少なく、社会・政府に腐敗が蔓延していないか?
これらが判断基準になります。
日本の幸福度は先進国の中でも低いです。
「所得」「社会的支援」「健康寿命」「自由度」では高いポイントをつけますが、「寛容さ」と「腐敗の認識」のポイントが異常に低いのが日本人です。
これは、あくまで調査会社の基準ですが、大きな指標にはなっていると思います。
日本人である私たちが幸せになるには、どのようになっていけばいいのでしょうか?
私が考える幸せとは、「余裕のある状態」だと考えています。
余裕って詳しくは?というお話をします。
幸せの定義①「経済的余裕のある状態」
「お金」は大事です。もちろんお金が幸せの全てではないですが、お金は幸せにとって非常に重要な存在だと考えています。
「お金なんか無くたって!」という言葉は、本来、とてもお金持ちの人が言う言葉であって、経済的な余裕がない人がいう言葉ではありません。
経済的な余裕がない人が「お金が全てではない」ということは、その状態になっていないから判断できない為であり、現状打破をしない言い訳に過ぎないのです。
お金がたくさんある状態が必ずしも幸せな状態であるとはいえませんが、経済的余裕がまったくない状態では、幸福でなくなることはたくさんあります。
借金が原因で家庭が崩壊、食べるものに困って犯罪を犯すなど、さまざまな不幸な状態に陥ります。
経済的な余裕は、幸せになる大きな秘訣です。
幸せの定義②「健康であること」
「健康でない人が幸せではない」とは言っていませんので解釈し間違えないようにしてください。
健康であることは幸せの第一歩です。
遺伝子上、病気になる事が決まっていることは非常に多いですが、不摂生による病気や自分の不注意による事故(制限速度を大きく超えての運転など)で健康でなくなってしまうことは自ら幸せを投げ出すことと変わりありません。
食事や運動など健康を心がけて日々の生活を送り、リスクのある箇所では安全第一で集中して過ごすことが幸せに繋がります。
幸せの定義③「不満の無いワークライフバランス」
ワークライフバランスは2種類あります。それは、労働者のワークライフバランスと経営者のワークライフバランスです。
それぞれのワークライフバランスに関して詳しくは、「ワークライフバランス」に関する記事をご覧ください。
働いていく上でワークライフバランスは非常に大事になります。
仕事、プライベート共に満足できる状態でなければ幸せにはなれません。
仕事の効率化や成果を上げる努力がワークライフバランスを改善させる一歩です。
絶望的な状況であれば転職をしましょう。
いつまで経っても変われない企業に所属することは、いつまで経っても幸せになれることはありません。
幸せの定義④「時間をうまく使う」
時間は有限です。時間がもったいないからといって、睡眠時間を削るのは、幸せの定義②「健康であること」に反しますので絶対にしないようにしましょう。
その上で「時間をうまく使う」には、余暇時間のスケジュール化・効率化が必要になります。
ただ、なんとなく過ごす時間が大半になっていませんか?
これが一番もったいないです。
もちろん何もしない時間を完全になくすのはできないでしょう。
しかし、余暇時間をスケジュール化し、効率化すると、時間が有意義に使えますし、時間の価値が上がります。
有意義に使える時間が増えると、人生が非常に豊かになります。
幸せの定義⑤「気持ちの余裕」
気持ちの余裕を持つことが幸せの秘訣です。
負の要素や感情にいっぱいいっぱいになってしまったり、攻撃的になってしまったり、卑屈になってしまったりする事などはありませんか?
気持ちに余裕ができると幸せを感じさせます。
幸福度ランキングでは、「寄付」が基準の一つになっていますが、そこまでする必要はありません。
季節の変わり目の花を見てください、青空に目を向けてください、星空を見上げてみてください。
気持ちに余裕がないと、身近な美しいものに気付くことができません。
自分の感情をうまくコントロールし、気持ちに余裕ができれば、幸せに一歩近づきます。
今回のテーマは「幸せ」でした。
人にはそれぞれ幸せを感じる要因が異なります。
少しでも多くの人が幸せになれますように。