今回は、「頑張っても報われないのは、努力の仕方を間違えている」という内容です。
至って当たり前のことですが、意識をしないと、無駄な努力をしてしまうことが非常に多いため、今一度自分の生き方を見直してみましょう。
・無駄な努力を辞めて、正しい努力をすることによって人生に幸せを感じて欲しい
・頑張りすぎずに、もっと気楽に生きて欲しい
・頑張ることが苦痛であれば、絶対に見直して、楽しく過ごして欲しい
無駄な努力って?
人生に於いて、無駄な努力というものはあまりありません。
前に書いた記事のジョブズの例のように、学んだことや身につけたことがいつ役に立つかなんてわかりません。
ですが、「無駄な努力はあまり無い」とはいえ、明らかに無駄な努力をしている人も多くいるのは現状です。
無駄な努力の事例
無駄な努力の事例をいくつか挙げます。
腕立て100回腹筋100回スクワット100回うさぎ跳び
しごき系の無駄な消耗をするのは、とても無駄な努力です。
肉体を作り上げるには、ウェイトトレーニングをレップスを意識して超回復や栄養面を意識しながら行うことで初めて効果が現れます。
トレーニングの知識を持たずに無駄な消耗を行うのは、完全に無駄です。
私が高校の時の部活の顧問は非常に優秀でした。
テニスという屋外競技でしたが、バテて練習が阻害されないように、「水分補給の休憩は、15-20分に一度」休憩をこまめに取ることで、結果的にどの部活よりもハイパフォーマンスで長時間、疲れずに最後まで練習ができるため、時間単位あたりの練習の質と時間の長さ(休日は朝9:00〜18:00)の確保ができました。
しかし、しごき系の顧問だったとしたら、バテて練習に集中できず、体力も持たないため、長く練習することは不可能でしょう。
目的が、技術の向上だとしたら、「しごき系」ではなく、「必要な筋肉に適したウェイトトレーニング」と「適切な休憩と水分補給によるハイパフォーマンス練習」が最適です。
もちろん前者も後者も共に努力をしています。
ですが、上達が早いのは、確実に後者です。
ずっといる気の無い会社で貢献するためのサービス残業
今の会社にずっと勤めている気はありますか?
いつか違う職を経験したかったり、夢があったりしませんか?
そのような方が、現状の会社に貢献するためのサービス残業をするのは、時間の無駄です。
時間は非常に有限なので、大事に使いましょう。
私は、基本的にサービス残業はしませんでしたし、帰って勉強することに時間を充てていました。
もし、自分の仕事が無いのに、他の人がみんなサービス残業していて、帰りづらかったら、コソッと自分の役に立つことをしてサボりましょう。
自分のために使った時間は、自分のものです。
職務時間中に誰よりもハイパフォーマンスで仕事をしているならば、時間外にサボっても問題なし!
食事制限のみでの減量
ダイエットをする人、しようとする人も多いと思います。
食事制限は、摂取カロリーが少なくなるので、一時的に効果はありますが、そのうち体重が減らなくなります。
それは、食事制限により痩せ細った骨格筋や臓器の維持に必要なカロリーが減る(つまり基礎代謝が下がる)ためです。
「痩せる」という目的は、ただ単に「体重を減らす」ということではありません。
トレーニングを行って「骨格筋」を増やすことによって、基礎代謝をあげれば、食事制限をしなくても必然的に痩せますし、太りにくい体になります。
無駄な努力をしてしまう理由
無駄な努力をしてしまう理由は、「目的意識の欠落」です。
なぜ努力をするのか?という意識をしていないと、ついつい無駄な努力が生じてしまいます。
逆に、「頑張っても報われない」と感じることがある人は、目的を改めて考えて、努力の仕方を変える必要があります。
正しい努力をするには
正しい努力をするには、たくさん学ぶ必要があります。
例えば、先ほど挙げた事例に関しても、「しごきが上達に繋がらない」「サービス残業ばかりに付き合って勉強をしなかった結果、転職も夢も叶わなくなった」「食事制限での減量が悪循環」ということを知らなければ、正しい努力をすることができません。
もちろん全ての事柄に関してそういえます。
常に学び、実践し、振り返り、検証することで正しい努力ができるようになります。
そこにどれだけコミットできるかどうかが大事ですね。
私が、昔、トレーニングをしていた際には、最高のパフォーマンスでできるように、世界中の大学のトレーニングに関する論文や実験データを読んでました。
こだわって、最大に効果的な努力ができるようにしましょう。