SMMってご存知でしょうか?
SMMとは「ソーシャルメディアマーケティング」の略称です。
SMMを攻略し、結果・成果に繋げましょう。
・SMMの基本を知ることができる
・主要SNSの特徴を知ることができる
主要ソーシャルメディアとその特徴
まずは、主要ソーシャルメディアとその特徴をご紹介します。
SMMで代表的な存在はTwitterです。
もっとも効果が出やすく、もっとも攻略が難しいメディアだと思います(個人的に)。
ユーザー数も非常に多く、日本でのアクティブユーザー数は約4000万/月以上と言われています。
Twitterの基本仕様と特徴は以下の通りです。
・アカウントの作成は無料
・情報の取得はアカウントの「フォロー」または「広告」による
・投稿できるものは「文章」「リンク」「画像」「動画」「アンケート」「位置情報」
・投稿できる文字数は140文字まで
・リンクで表示できるOGPは2種類
・画像フォーマットは基本的な「JPG,GIF,PNG」に対応
・動画で投稿できる長さは2分20秒
・メディアは画像動画それぞれ、規定のサイズに圧縮される
・アンケートは「誰が」「どの回答をしたか」はわからない匿名性のあるアンケート
・有料の広告有り
【特徴】
・リツイートの機能で拡散性が高い
・いいね!でも拡散される効果がある
・匿名での利用が可能なので、ユーザー層が広い
・正しいリスクマネジメントを行わないと炎上のリスクがある
・ユーザー層が若い(10代,20代,30代)
商用で利用できる機能が豊富なSNSです。
便利な使い方がたくさん用意されていますが、ユーザー数の減少が問題です。
個人アカウントは「実名での登録」が必須の条件となるため、過剰に個人情報に反応する日本人にはなかなか向かないSNSです。
アクティブユーザーは約2500万/月です。
・商用アカウントを作成するには、個人アカウントを開設する必要がある(商用・個人用ともに無料)
・個人アカウントの基本機能は、「文章」「画像」「動画」「パノラマ写真(VR)」「コメント機能」などがある
・情報の取得は、「個人アカウントと友達になる」「個人アカウントをフォローする」「グループへ参加する」「企業ページ(フェイスブックページ)をいいね!する」「広告」による
・画像動画の圧縮度が高く、キレイな写真動画の質はびっくりするくらい落ちる
・商用アカウントの機能が豊富(クーポンの発行、メッセージ機能、時間外メッセージの自動返信機能、アンケート、bingマップの表示など)
・有料の広告有り
【Facebookの特徴】
・シェアでの拡散性がある(ツイッターより敷居が高くシェアをする人が少ない)
・メインユーザーは中年層(30代,40代,50代)
・いいね!のリクエストで知人への訴求がしやすい(感情は別として)
・instagramとの連携機能があるため、広告を利用する場合、ユーザー層を広げることができる
LINE
ユーザー自体がSNSと感じて利用している人は少なく、メッセージアプリとしての側面のみで利用する人が多いサービスです。
LINEは、SNSのなかでもっとも利用者数が多いSNSで、仕事のやりとりで使われることもあります。
商用アカウントの閲覧ユーザー獲得をサービス内で行う方法が乏しい為、閲覧者獲得には、他のツールの利用(店舗で友達追加を推進する・SNSで誘導する・WEBサイトで誘導する)が必須です。
アクティブユーザーは8000万/月以上です。
・メッセージ機能
・グループ機能
・通話機能
・タイムライン投稿機能
【商用アカウント(LINE公式アカウント)の基本仕様】
・アカウントの開設は無料(好きなIDを使う場合は有料)
・1to1メッセージ機能(普通のメッセージ同様の機能)
・情報配信機能(1000通まで無料)
・クーポン発行機能
・タイムライン投稿
・セグメント機能(男性のみに情報を配信など)
・リッチメッセージ機能
【LINEの特徴】
・ユーザー層が広く、多い
・通知機能があるため、閲覧機会が高い
・ユーザーは暮らしの一部となっている為、通知が多いとウザイと感じてブロックされてしまう可能性が高い
・メッセージが基本的に課金製なので、コストがかかる
4G通信開始以降非常にユーザーの増えた写真、動画専門のSNSとなります。
アクティブユーザーも約3500万人/月と多くの人が利用しています。
インスタ映えが集客の要因になるなど、なにかと取り上げられるSNSです。
・アカウントの開設は無料
・写真、動画の投稿が必須
・タイムラインは写真、動画が主体になる為、文章は「続きを読む」で省略される
・24時間で消えるストーリーの機能が人気
・商用利用はFacebookページとのリンクが必要(→Facebookの開設必須)
・投稿にリンクが貼れない
・有料広告有り
【instagramの特徴】
・無料利用では投稿にリンクが貼れない為、CTRが低い(投稿を見る→プロフィール閲覧→概要欄のURLをタップ)
・ストーリーのリンク貼り付けの条件にいたるハードルが高い(フォロワー1万人)
・写真撮影・動画撮影の技術が必須
・スパムアカウントが多い
Youtube
Youtubeで商用チャンネルの開設はまだ少ないですが、これから普及すると思います。
SNSとしての機能はコメント機能くらいですが、非常に有効なマーケティングとなります。
月間ユーザーもLINEの次に多く約6200万人/月のユーザーを誇ります。
ユーザー数急上昇の背景には、スマホ通信料の上限が増えたこと、Youtube見放題プランの登場などがあります。
モナコでは始まりましたが、5G通信が普及すると、さらにユーザーが増える見込みとなっています。
・さまざまなサイズの動画を投稿可能
・終了画面でサイトリンクを貼ることができる(条件あり)
・再生リストを作成可能
・VR動画対応可能
【特徴】
・ユーザーが多い
・流し見ができる(流し聞きも)
SMMは顧客との関係性作りで大事なツール
インターネット上で新規顧客の獲得は、WEBサイトの制作が必須になりますが、すでにサービスを利用している人や馴染みのある方への関係性作りやアプローチはSMMの方が優れています。
どのように関係性を作っていくのでしょうか?
付き合いやすい感じを出す
まずは、付き合いやすい感じを出すことです。
商用の案内をSNSで出すのはうまく行きません。(広告以外)
SNSでは、付き合いやすい感じを出すことが重要です。
それは、本当の意味での「いいね!」の獲得です。
Instagramでは、楽しさや面白さ、明るい雰囲気や映える写真など、閲覧者にいいね!と思っていただける発信が大事になりますし、Twitterではユニークさが大事です。
それぞれのSNSのユーザー層に向けた「良質なコンテンツ」で付き合いやすさを演出し、顧客との関係性を作り上げましょう。
コメント機能
それぞれのSNSにはコメント機能があります。
コメントをいただいた場合の返信をこまめに行うことで、ファンとの関係性を作り上げることが出来ます。
フォロワーがとても多いアカウントでは非常に難しいと思いますが、コメントへのいいね!機能を使い、読んでいることを伝えましょう。
ファンを作ったら
SMMでファンを作ったら、拡散狙いの投稿も行いましょう。
SMMの醍醐味は拡散性です。
大事なご案内はファンに情報発信源になってもらうことで、「自分のフォロワーのフォロワー」ととんでもない母数でシェアの波が広がります。
SMMで爆発的効果を出してみませんか?