今回は、走行税に関してのお話です。
巷で、走行税に関する議論が生まれています。
「地方は車が無いとやっていけないのに増税とか地方民を理解していない」という意見が大半なようです。
確かに増税という「負担」が増えるのは、嬉しいことではありませんが、果たして「走行税」は間違ったものなのでしょうか?
走行税の基本的な考え方
今までの車に関する税金は、以下のものがあります。
- 自動車税
- 重量税
- 消費税
- 取得税
- ガソリン税
基本的に車関係から徴収される税金は「道路の整備」などに使用されます。
車を使う人が、車に必要なインフラを整える税金を納めるのは非常に自然な税金だと考えられます。
で、走行税の基本的な考え方は、現状、ガソリン税の徴収ができない「電気自動車など」のガソリンを使用しない車から税金を徴収するために設定される税金です。
走行税を導入される前の今の段階では、「テスラ」などの高級高性能電気自動車を所有しているお金持ちの方からは税金が徴収されず、一般的なガソリン車を使っている人から多くの税金が徴収されているということになります。
そのため、その不平等さを是正するための税金が「走行税」なんです。
現状は、詳しくは決まっていないが
現状、細かいことは決まっていませんが、走行税の徴収は、ガソリン税とかぶることはありません。
ガソリン車の方から、「ガソリン税」と「走行税」を同時に取ることはしないと考えられます。
ガソリン税が廃止されて、全て走行税になるか、車によって納める税金が分けられるかのどちらかになると思われます。
道路は出来るだけ便利に作って欲しいし、舗装もしっかりして欲しい
よく車で道路を利用する我々地方民からしたら、道路は出来るだけ便利に使って欲しいし、もちろん舗装もしっかりして欲しいです。
みんなで利用する道路なので、みんなでお金を出し合っていくのがいいのでは無いでしょうか?
少なくとも、現状、不平等な税金徴収の形となっているので、是正すべきものだと思います。