スタンフォード監獄実験から学ぶ、出世に繋がる方法

スタンフォード大学で行われた「監獄実験」というものをご存知でしょうか?

「心理学」の実験ですが、結果が非常に悍ましいものとなり、悪の実験というイメージが強い実験です。

ですが、この実験は、「人間の本質を語る」ものであり、上手く利用すれば仕事をしていく上で役に立つ事もあるんです。

どのように役に立つの?という事を解説します。

 

監獄実験とは?

まずは、監獄実験に関して、ザックリとお話しします。

監獄実験がなぜ行われたかというと、

「普通の人間が『特殊な肩書き・役割・地位』を与えられると、その役割に合わせて行動する」という事を実証するために行われた実験です。

実験の方法は、「新聞の広告で集めた『普通の学生』を選出し、『看守役』と『受刑者役』に振り分け、一定のルールの下、模擬監獄で過ごさせる」というものです。

実験の結果は、「看守役は看守らしく」「受刑者役は受刑者らしく」振る舞うようになった、という着地でした。

それどころか、実験は、2週間の予定でしたが、実験の終了時期より前に中止になりました。

看守役がルールに無い・誰からの指示も無い罰を受刑者役に与えたり、看守役が受刑者役に素手での便所掃除をさせたり、終いの果てには、ルールで禁止されていた「暴力を振るう」という所にまでエスカレートした為、中止の判断になりました。

この話だけ聞くと、とても恐ろしい実験ですよね。

実際の刑務所では、基本的に暴力は起こらないものですが、この実験で1週間ほどで暴力にまで発展した理由は、より実験の再現度を高められるように、実際の刑務所より看守の役割が強いものだったから暴力にまで発展してしまいました。

 

監獄実験で証明された事は?

この監獄実験で証明された事は、「人権を無視した実験を行うべきでは無い」という重要な点と、仮説を証明した点になります。

そうです。人間は、特殊な役割を与えられると、自然とその役割をこなすようになります。

これが、会社勤めの方の出世に繋がるポイントです。

※実力主義で年功序列じゃない会社に限ります。

 

役割を与えられる前に自分から取りに行く事が出世の道

役割を与えられたら、その役割をこなせるようになるのが人間です。

平社員から中間管理職までは、基本的にその役職の役割をこなしているだけにすぎません。

その為、平社員から出世するには、直属の上司の役割をこなす事で出世に繋がります。

実際、中間管理職までであれば、基本的な業務と基本的なマネジメントを行えるようになれば、誰でも出来るポジションです。

ものすごく特別な人間が行っている役割ではありません。

なので、直属の上司がこなしている「役割」を自ら代理すれば出世に繋がります。

係長の職務をこなしている平社員が、いつまでも平社員というポジションにいるのは、評価が不当ですよね。

特別な人間にしか出来ないこと以外は、基本的にどのような事でも誰にでもできます。

直属の上司もあなたが仕事を代わりに行ってくれたらさらに上の仕事が出来るチャンスに繋がりますしね。

 

同じ人間がやっている事は基本的に誰にでも出来るけど

同じ人間がやっている事は、基本的に誰にでも出来るんです。

ですが、それは簡単な事ではありません。

人間がAIを作り出したから、実際は誰にでもAIを作り出す事はできますが、AIを作るには、ものすごい量の勉強量が必要になります。

その為、直属の上司の役割を担うには、それなりの努力(上司が行ってきた努力に加えて、自分の持ち味や個性を活かした生産性を向上させる工夫など)が必要になります。

ただし、言われたことを言われた通りだけにやっている指示待ちの人間にはチャンスは到来しません。

自分が上を目指していくのであれば、役割を奪いに行くくらいの勢いで仕事に当たるといいですね。

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