中学校で学ぶ「需要」と「供給」に関してのお話です。
経済学の基礎となりますが、意外と忘れている人も多いです。
今回は、その需要と供給を解説します。
需要と供給
まずは、その需要と供給とは何か?というお話です。
需要とは
需要とは、消費者が財を買いたいと思う欲求です。
供給とは
供給とは、生産者が財を市場に出すことです。
需要は消費者の欲求。供給は生産者の力です。
需要曲線と供給曲線
需要曲線と供給曲線は基本的に下の図のような形となります。
横軸方向が財の数量、縦軸方向が販売価格で表記されます。
需要曲線を見る
需要の曲線だけ見てみましょう。
価格が高い状態だと、財の数量は少なくなります。
高ければ高いほど、その財を購入しようと思う数量は少なくなります。
逆に価格が安ければ安いほど、その財を購入しようと思う数量は多くなります。
需要曲線は、消費者が、その価格で買いたいと思う数量をグラフ化したものです。
供給曲線を見る
今度は供給の曲線だけを見てみましょう。
価格が高い状態だとたくさんの量を売りたくなります。
逆に価格があまりにも低いとその価格で売ろうとは思えません。
お友達限定価格ですね。
供給曲線は、生産者が、その価格で売りたいと思う数量をグラフ化したものです。
均衡
需要曲線と供給曲線の交わる点は「均衡価格」「均衡取引量(均衡数量)」となります。
もっとも最適な価格で、もっとも最適な数量となります。
※均衡:釣り合いのとれた状態
これが需要曲線と供給曲線のお話です。